ケーキハウス マルフジ

【石川県・小松市】地域一番店の老舗ケーキショップが、焼き菓子の売り上げ増進に向けてリニューアル!

ファサード

石川県小松市の地域一番店「ケーキハウスマルフジ」さんは1955年の創業。65年の歴史を持つこの地に根差したケーキショップ。
2020年9月に焼菓子の売上増進を主な目的としてリニューアル。小松を代表するギフト銘菓にさらに磨きがかかりました。

マルフジ

PROFILE
住所:〒923-0861 石川県小松市沖町ナ30
電話:0761-22-7866
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日・火曜日

レイアウト

入口正面から右手方向にはW4500mmの生ケーキのショーケース。レジから左手を喫茶スペースから焼菓子売り場にリニューアルした。

冷蔵ギフトケース
GF-85 PAOS W3600㎜

ショーケース

今回新たに導入した焼菓子ギフトケース。今までの喫茶のパントリースペースにこのショーケースを配し、焼菓子売場の中心に据えた。
売上向上の要素が増えたと同時にデパ地下の売場に負けない付加価値を伴ったディスプレイが可能になった。

ショーケース
スイートポテト

メイン商品は地元産の五郎島金時を原料とした「いもほり長者」というスイートポテト。ショーケースのディスプレイの半分以上を占める。
また「和五」という新たな焼菓子をデビュー。こちらも五郎島金時を使用したおいしい焼菓子。商品構成に厚みを持たせた。

ギフトケースはもちろん前面ガラスが開閉式のPAOSを採用。
ディスプレイ作業がお客様目線でできるので、どんどん仕事がはかどっていく。陳列の質は向上し、販売員さんの負担は減少。時短にも通じ、まさに時代に適合したツール。

ディスプレイ
ショーケース

作業をスタートすると見る見るうちに作業が進む。40分後には商品ディスプレイの作業はほぼ完了。陳列の微調整も簡単にできるのは大きなメリット。


 

レイアウト
スイートポテト

「いもほり長者」は奥の販売台にも専用の販売スペースを確保している。
ばら売り、手土産に使い勝手のいい2000円前後の箱入りはお客様に手に取りやすいように配列。見本の見やすさも大切なポイント。

焼き菓子

上の写真は生菓子コーナーに設けられたついで買いを促す販売台。
オーブンが見えることで出来立て感を演出し、ここにもいもほり長者を陳列。重複陳列が徹底している。

焼き菓子

上の写真は入口から右手方向を見る。ワゴンには焼菓子が満載になり店舗内のボリューム感は迫力満点。

上は改装前の生ケースの様子。改装後はプチガトーを36アイテムから26アイテムに絞り込んだ。今後はさらに絞り込む予定。平均単価は450円。
限られた職人さんでいかにボリューム感を維持しながら生ケースへ供給するのかがポイント。徹底的に生産性を高めている。

ロールケーキ

イベント向けのロールケーキは陳列数を多くしてムードを演出。お祭り気分、にぎやかさを出していくことはケーキショップには重要なポイント。

利益創出のポイントはいかに焼菓子の販売を伸ばし、生の生産性を上げるか。その一環で最近専門店に多くなってきた「焼菓子Day」。焼菓子とホールケーキで40万円以上の売上を確保。
月・火は定休日、水曜は焼菓子Day。生菓子の販売は週に4日間のみ。

接客
ショーケース

お客さんも大切だが、支えるのはスタッフが元気に仕事に取り組めることができてこそ。今後の専門店のありかたに通じる。