創業90年を誇り、都内でも有数の老舗ホテルとして名高いホテル雅叙園東京様。2017年4月には、目黒雅叙園からホテル雅叙園東京とその名称を変更し、新たな歴史をスタートさせました。 同年9月1日には、ホテル内の1Fフロアに和をテーマにしたパティスリーショップ 栞杏1928をオープンしました。1928年の創業以来、日本の伝統美術を今に伝える装飾が随所にちりばめられている雅叙園様。栞杏1928では、その歴史をお菓子を通して実感出来る空間となっています。
PROFILE パティスリー栞杏1928 住所 東京都目黒区下目黒1-8-1 ホテル雅叙園東京内 TEL 03-5434-5230 営業時間 10:00~20:00 法人名 株式会社目黒雅叙園 シェフ 生野剛哉氏
栞杏は、アメリカングリル カナデテラス内に位置しています。落ち着いた歴史を感じさせる空間には、計3台のショーケースをレイアウトしています。インパクトのある縦型ショコラショーケースは、売り場の中央に奥手にはプチガトーショーケース、ギフトショーケースと並んで配置しています。各々のショーケースには、生野シェフ自慢のお菓子が並びます。
売り場中央に悠々と聳え立つのは、4段のショコラ用ショーケース。照明には、ショコラの色味が美しく映える温暖色を採用。腰部の組子+LED照明でショーケースの存在感は圧倒的です。来店されるお客様の視線を惹きつけています。
ショーケースの中には、目黒雅叙園の歴史や伝統美術を凝縮したショコラ達がならびます。 中でも注目は、『天井画ショコラ』(5個入2,200円)烏帽子・花飾りの女や桜、孔雀などの天井画をショコラで再現したアイテムです。
あまりの美しさに食べることを躊躇してしまう逸品。江戸文化の華やかさを表現した『手毬チョコ』(3,000円)も人気の商品。バレンタインには一層需要が高まります。
ショーケース最上段には、竜宮城をイメージして作れた『玉手箱』(18,000円)。 二段のお重は、すべてチョコレートで作られており、中にはマカロンやボンボンショコラがびっしりと詰まっています。
プチガトー専用ショーケースには、宝石箱をイメージしたダイヤモンドカットを導入しました。ガラスの接合部は45度でカットしてある為、視線を遮る黒帯が入らず、プチガトーをくっきりと視界に映すことが事が出来ます。庫内に搭載したDOFFISプレミアムがプチガトーの持つ色彩をキラキラと眩く、そして美しく演出します。 専用のトレーは、木の枠に石を配置しここでも和の世界を再現。 先端部のプライスゾーンは、商品名のスペースと季節のおすすめや新作といった情報を伝えるスペースを分けています。
色彩豊かなプチガトーは、15種類を展開(平均単価500円)アントルメは、「焼き栗のタルト」(2,500円)、「秋果実のタルト」(3,500円)、「苺のショートケーキ」(3,800円)の3台です。 季節感を感じさせる「紅葉」(500円)は、味はもちろん見た目も目を惹きつけます。
ギフト専用のショーケースには、パウンドケーキ(2,100円)、焼き菓子の詰め合わせ(3,000円、3,600円)を陳列。
プチガトー用・ギフト用ショーケースは、一体型で迫力を感じます。
ショーケースの正面に位置する焼き菓子棚には、手土産ギフトが並びます。 焼き菓子のバラは、16種類(中心単価170円)。専用の什器に綺麗に陳列しています。
店名の『栞杏』は、フランスでつなぐ・絆を意味するLienに由来しています。ギフトを通じて大切な人に想いを伝えてほしいという願いが込められています。そのギフトを専用のショーケース魅せています。”目黒雅叙園”ならでの商品、組子を活かした空間、ショーケースが重なることによりさらにそのブランドが成熟してく事でしょう。