住所:愛知県名古屋市千種区星が丘元町16-50 星が丘テラス THE KITCHEN2(1F)
TEL:052-502-0288
営業時間:10:00~20:00
2023年10月、名古屋市西区に本店を置くRegnieさんが星が丘テラス内に新たな店舗をオープンしました。 名古屋市内5店舗目はハイソな住宅街を背負う緑豊かなエリアの商業施設への出店です。 近隣には伝統ある女子大キャンパスもあり、老若男女が集うエリアになっています。
<店舗レイアウト> 図面右下が当商業施設の入口となっており、入って右手にレニエさんの売場が広がります。 手前の平台の奥にプチガトー。レジ台、オープンケースが並び、売場右壁面にギフトコーナーが展開されています。
<売場全景> 壁面や什器のフランスの伝統の緑色が店舗の存在を強くアピールしています。 手前のスペースは飲食可能なフリースペースとなっており、店舗で購入したお菓子や食事をイートインとして楽しむことができます。
<正面のショーケース> 左から生ケーキケース、中央に焼きたて商品ケースを備えたレジ台、右はイートインスペースで食することのできるデザートとドリンクのショーケース。 茶色の大理石と緑の家具調の木工でまとめています。
20余アイテムのプチガトーと20台のアントルメがたいへん見やすく陳列できるショーケース。 人気のモンブランはアイテム、陳列数も大きくしてアピールされています。
<プライスカードの工夫> 上段(棚段)の棚板には天然大理石を採用し、ケーキの視覚的価値を向上させ、おいしさ感がしっかり伝わるようにケーキの断面をしっかり見てもらえるようにプライスカードの設置位置を工夫されています。 下段も同様にストッパーに大理石を使用し、こちらもケーキの断面を隠さないタイプのプライスカードを採用しています。
レジ横の焼きたて商品やマカロンは3000Kの照明で明るくおいしさ感を演出し、棚をガラスで囲うことで清潔感もアピール。 最上段にも焼菓子商品を配置してにぎやか感と売上向上を図っています。 右側ではイートイン用デザートとセルフでドリンクを提供されています。
<中央の販売台> 正面側には比較的低単価の手土産商品を、裏側はバラ売りのスペース。 高低差を生かしてボリューム感とにぎやかさを演出されています。 この什器で販売する商品は手軽に手に取ることができ、価格も買いやすくし、焼菓子のギフト販売につなげる役割を担います。
W1800mmと大きくはないが、厳選されたギフト商品を明るく陳列されています。 マドレーヌがここでの一番商品であることは一目瞭然です。 ケースの上には箱を積み上げて手に取りやすく、セルフでも買いやすいよう陳列されています。
2000円から3000円程度の手土産ギフトのお薦めを手軽さを強調して陳列。 商品の内容をおいしさ感豊かにわかりやすく伝えるスペースを確保して、上下に箱をボリューム陳列して購買意欲を刺激します。 下段はPOPも配してさらにわかりやすく、親切さが際立ちます。
<④高額ギフト⑤手土産ギフト> 専門店の強みを最大限に発揮するギフト商品。 この商品群を単価の高いギフト(④左のケース)、比較的単価の安い手土産ギフト(⑤右のケース)に分けて陳列されています。 どちらも明るくおいしさ感をしっかり伝え、そして箱の中身をわかりやすく伝えることが重要なポイントです。 いかにお客様をファン化して最終的にはこの商品の購買に導く重要性を店づくりでもぬかりなく行なわれています。
イートインスペースではレニエのモンブランで楽しいひとときを提供。
2023年の名古屋まつりの家康役は長谷川シェフ。 しっかり商売に生かすところもさすがです!