20年以上、地元で愛され続けてきたベーカリーショップ「プルミエールパニス 西三荘駅前店」が大阪で初となるパン用ショーケースを導入し、2021年7月にリニューアルオープンしました。

経営は「マルジュウベーカリー株式会社」、昭和22年に土井社長のご祖母様が前身となる「マル十製パン株式会社」を設立され、紆余曲折を経て現在に至ります。

Premiere Panis（西三荘駅前店）

住所：大阪府守口市橋波東之町１丁目4-15

電話：06-4250-2034

営業時間：7:00～20:00

定休日：日曜日

お店は西三荘駅の出口からすぐの場所に構えています。線路を挟んで北側には、パナソニックミュージアムやパナソニック関連の工場などが多く、客層の半数近くは会社勤めの方です。南側はマンションが立並ぶ住宅街となっています。

2022年の12月頃には駅前の再開発も控える中、町の変化に合わせて、時代の少し先を行きたいという土井社長の思いから今回リニューアルに踏み切りました。

①SWSC（スマートウィンドウショーケース）非冷蔵5列2段 W3600mm

焼き立てのパンを並べることができ、しずる感・香りがダイレクトに伝えることができるショーケース。

少し冷ましてからビニールに詰めて陳列する手間を省くことで、一番おいしい状態の商品をお客様に提供できます。

ショーケースの庫内には約24種類の菓子パンが並べられています。平均単価は＠160円です。

框フレーム部は、高級感漂う焼付塗装ゴールドのツヤ消しを使用しています。庫内照明はLEDの電球色を使い、焼き立て感をしっかり映し出しています。

天板には、それぞれ商品にファンがいる食パン3種類並べられています。

米粉を配合したモチっとした食感の「和食パン」、卵・ミルク・バターをたっぷり使用した「ホテル食パン」、「玄米ごはんパン」は予約で完売することも多い商品です。

北海道十勝産の小豆を贅沢に使った 「十勝の恵みあんぱん」や、毎週土曜日の特売日に半額の70円で販売される「メロンパン」が人気商品になっています。

②SWSC(スマートウィンドウショーケース）非冷蔵 3列3段 W2200mm

線路側の入口を入って左手のショーケースは駅を利用するお客様から商品が見えるように背面はオープンになっています。

ショーケースの庫内には主に惣菜パンが24種類並べられています。平均単価は＠200円です。

通勤の際や帰り道に買いに来られるお客様も多いそうです。

天板には、土井社長がレシピを考案したお店の看板商品となっている耳まで柔らかく口どけの良い「心食パン」が並べられています。

「明太子フランス」＠230円は、明太子を毎朝、市場から仕入れ、店内調理で作られた明太子フィリングをたっぷり使用した人気商品です。

SWSC
飛沫を防止できる為、商品をビニール袋に入れる手間を省き、焼き立てのパンを並べることができます。
目で感じる美味しさ、シズル感、焼き立ての香り、ボリューム感をダイレクトに伝えることが出来るショーケースです。高級感のあるフレームとLED照明によりパンの色をより一層引き立たせ、商品価値を高めます。清潔感と安心感が求められるこれからの時代に最適なショーケースです。

使用方法

①商品を取る際は、正面扉を軽く持ち上げると、上でピタッと止まり、商品を取り出せます。

②閉める際は、扉を軽く下げるだけでゆっくりと自動で閉じます。

壁付けショーケースの背面はミラー張りになっている為、ボリューム感を損なわないよう工夫されています。

ショーケースの脚の部分は、番重が収納できる造りにし、限られたスペースを有効活用されています。

③冷蔵SWSC(スマートウィンドウショーケース）2列2段 W1500mm

駅側の入口を入って正面奥には、サンドイッチなどの商品が入った壁付けタイプの冷蔵ショーケースを設置しています。お客様に商品を選んで頂くスタイルに適したショーケースです。

庫内照明は、サンドイッチがより映える昼白色を使用しています。框フレームはステンレスヘアライン仕様、腰のデザインはオフホワイトの石目調で清潔感があり落ち着いた色合いになっています。

ショーケースの庫内には約13種類の商品並べられ、サンドイッチは朝食に購入されるお客様も多いようです。平均単価は＠330円です。

トレンドスイーツとして人気の「マリトッツォ」＠250円も並べられています。

売り場中央の平台にはフランスパンやクロワッサンなどのカゴ盛りの商品が並べられています。

駅側の入口を入って右側には、ドリンクコーナーが用意され、購入したパンと一緒に楽しむことができます。

毎週土曜日には特売日になっています。会社勤めの方が来店しない為、土曜日の売上が確保できない状況で、地域の方々の需要を掘り起す為に考え出した売り方です。この売り方が地域の方々の需要にヒットし、週末800人以上のお客様が来店するお店へと成長しました。

こだわりの商品・生地・材料の価値出しつつ、手の届きやすい価格で提供する事が地域の方々から支持される秘訣なのかもしれません。