MESSAGEは弊社代表の太田和隆が社員に向けたメッセージを社外向けに加筆してみなさまに読んでいただくコラムです。
ダイヤ冷ケースの仕事に対する考え方を感じてもらえれば幸いです。

WBCに感じたこと

WBCが盛り上がりましたね。普段はあまり野球に興味が無いのですが、やはり日本代表という日の丸を背負った選手たちが他国の代表チームと競り合うのは自然と応援に力が入りました。

日本で行なわれた予選リーグのチェコ対日本の試合で佐々木朗希投手が相手選手に死球を与えてしまったことがありました。当てられた相手選手はさぞかし痛かったことでしょう。なにせ時速160km以上のスピードの硬いボールが身体を直撃するのですからたまったものではありません。

翌日、佐々木投手は死球を与えた選手にお詫びのあいさつにチェコチームの宿舎に足を運び、チェコのメンバーもその紳士的な態度に感動したということがニュースで取り上げられていました。

お詫びの手土産にロッテのお菓子を詰めた袋を持っていったとのことで、「コアラのマーチ」など商品名が新聞にも載ったことから、一部では「なかなかうまい広告宣伝だ」などというささやきもあるようですが、そこは素直に佐々木選手のスポーツマンシップに拍手を送りたいと思います。ちなみに私が誰かに迷惑をかけてお詫びにいくなら、まちがいなく「むさしのルビー」の商品を手土産で持っていきます。個人的意見として佐々木投手はロッテの一員としてすばらしい行動をしたと感じています(余計な意見でした)。

日本人メジャーリーガーは日本でプレーすることが無いので、とりわけ人気が高いようです。大谷選手もダルビッシュ選手も時間が許す限りサインに応じてファンサービスに徹底しているようです。このあたりにもプロフェッショナルの一面が垣間見られます。

おそらくそんな中でダルビッシュ選手にサインをしてもらったボールが、ウェブマーケットに出品されて数万円の値段がついていたとのことです。自らの小遣い稼ぎにファンのふりしてサインを求めるなんて、なんとも失礼で情けない感じがします。買った人もそれでうれしいのでしょうか?私には理解不能です。しかしそのことに関するインタビューでダルビッシュ選手は「それはそれで結構な話。そんなことを気にするよりも本当に欲しい人に、メジャーリーガーを夢見る子供たちのために、ひとつでも多く届けられればいいなと思ってます」という内容のコメントだったとのことです。さすがです!

このようなダルビッシュ選手や佐々木選手の行動、メディアにモテモテの大谷選手の姿を見ていると、理念と経営誌の野村監督の記事でたびたび述べられている「野球人である前に立派な人間であれ」という言葉が、なるほどと納得できる感じがします。

佐々木選手は今回の登板の日のちょうど12年前に震災で父親と祖父母を亡くし、自宅も失いました。小学生にとって大きな悲しみと心の傷を負ったにちがいありません。しかしながら、まさに「朗希」という名前のごとく希望を持って朗らかな気持ちで夢に向かって努力し前進し続けた結果、超一流のプロ野球選手となり、日本代表として重責を果たし、今後は世界を目指していくにちがいありません。本当にすばらしい若者です。

一流の選手はファンサービスも一流、そしてその一流を支えるすばらしい人間性を身につけています。だから私たちに大きな感動を与えてくれることができるのでしょう。

私たちは世界レベルの知名度を持つことはむずかしいかもしれませんが、クラフトマンシップやビジネスマンシップにおいては、彼らに負けない気持ちを持って仕事に臨みたいと思います。

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